潜在意識と前世の記憶がつくる物語：創作世～トラベル・セッション～

  

彼は、鎧を縫いでもいいように、安全な場所へ向かい、鎧を脱ぎました。




中から出てきたのは、全身細みな、少し弱そうな男性でした。




「あぁ！！なんだかすごく、気が楽になった！！

鎧がなくったって、ぜんぜん平気じゃないか！

確かに、今の僕は弱いけど、今のところ周りに危ないものはないし、

このままだって平気だ！これから鍛えて、

鎧がなくても、十分戦えるようになろう！」





彼は、そう思って鎧と剣を手放しました。

必要と思ったときだけ、身に着けようと決心したのです。





それから彼は故郷の街へ向かいました。

町の中心には、お城、教会があり、周りは城壁で囲まれています。

入り口には、門があり、彼はそのまま門の中に入っていきました。




彼は、街の中心となるお城まで向かい、城の中へ入りました。




お城の中は、とてもこざっぱりとしており、落ち着く場所です。

しばらく歩くと、扉が見えてきました。





彼は、直感的に扉の奥に、大切な存在がいるということを感じながら、




ゆっくりと扉を開けます。




そして、扉が完全に開ききったときに彼の目の前にとてもきらびやかなお姫様が

現れました。